ヘンな会社とヘンな弁護士に関わるとビザでいらぬ苦労をするという話<1>

さて。
先日お話したヘンなオフィスに住んでいるヘンな社長。
アメリカ人……といいますか、頭にJのつく人種の人だったんです。あんまり人種の話をすると差別的になってしまうので、頭の一文字だけで勘弁してください。
で、この彼がまずもってあまりにも訛りが強い英語だったのんで、日常的に一体全体何を言ってるのかさっぱりわけがわからない状態でした。
話しかけられても何を言ってるのかさっぱりチンプンカンプンな上に、理解しないこちらを『英語が上手じゃないんだね』とダメ扱いするKYなヤツでした。挙げ句の果てに彼は英語のスペリングも全然ダメだったので、小切手を切るときに「Augustってどういうスペル?」なんて訊かれる事は日常茶飯事。コイツがクライアントと電話で話をしているのを横耳で聴きながら仕事をしていると、だんだん呪いの言葉を聞いているみたいな気分になってきて、頭痛がしてくるし耳鳴りがしてくるしめまいはするし、毎日がまるで壊れかけのメリーゴーランドのようでした。

こちらではお給料は週払いが通常の形式(だと思う)。
この社長も週払いでお給料を支払ってくれていたんですが、それはあくまで『小切手を毎週手渡してくれる』というだけで、お給料の小切手を社員に手渡しながら「この小切手は再来週の火曜日まで入金しないでくれ」って言う始末です。「その前に入金すると、お金がないから落ちないから」と堂々と言うんです。みんな「なんじゃそりゃ」な気分でしたが、お金がないから、と言われると従わざるを得ません。何週間か遅れでもお金がもらえているだけマシか、と諦めて言われるがままにしていました。
ところがある日、社長が言う期日に小切手を入金したところ、口座のお金が足りず小切手が戻されてしまいました。
この場合、銀行から手数料の15ドルが請求されてしまいます。もちろん小切手の持ち主口座から引き落とされるんですが、この15ドルをコイツは社員のお給料から差し引いていたんですよ。
社員全員猛抗議しましたが、「何故私が15ドルを支払わなければならないんだ!」と逆ギレされる始末。
彼の態度はまさしく『正々堂々』。
我が主張に一点の曇りも無し!という態度です。
そんなバカな……。
と、こちらはあまりの理不尽さに開いた口が塞がらない状態ですが、断固として15ドルを譲らないたわけを相手にしていると、だんだんこちらの品性が落ちてくる気がして、そのままこちらは泣き寝入りです。
こんなトラブルばかり続いていると、どんどん社員のモチベーションは下がる一方。
そしてまた、こういうたわけに限ってそういう空気を読むのだけは得意なんですよね。
ある日、「ハーイエブリバディー!」とバカ満面に笑みをたたえてドアを開いて登場したたわけ社長。
その手には、なんかシケたピンクのお花が6つほど握られています。
なんだよ……、と全員ドン引きしながら固唾をのんで見守っていると、一人一人の席にやってきては「この花をキミに……いつもありがとう」って言いながらそのピンクの花を手渡して行くんです。
「……あ、ありがとう……」と思わずお礼を言って受け取るんですが、なんとなく何かが釈然としないんです。
このモヤモヤ感は何?
と思いつつ、いただいたお花を手に終業後家路についた私たちの目に入ったものは。


隣りの家の庭に咲いていた、そのピンクのお花花壇。


……花泥棒……。

ホントに何なんだよアイツは一体。。。

★そんなたわけに紹介された移民弁護士って、一体どんなヤツ?続きは次回★
posted by CHARA at 11:58 | Comment(0) | 労働ビザH-1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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