H-1Bの運命

さて。
たわけ弁護士に見切りをつけたのは良かったんですが、ビザ取得って一回コケると後々響くんです。
すっごく焦りました。
コケるはずの無い所でコケてしまい、このせいで滞在できなくなったらどうしよう……。って。
海外に住んでいる限り、こういうビザの問題はずっとつきまとうわけですが、今思うと私のビザとの戦いのコレが始まりでした。

とにかく卒業したばかりで、やっと就職したと思ったらお給料の期日も不安定で、福利厚生は隣りの家から盗んだピンクのコスモスな会社だし、弁護士費用に大金を投じるわけにはいきません。安くて良い弁護士はいないかしら。と色んな人に訊いて回った所、『安くてH1Bが得意な弁護士がいるよ』と教えてくれた人がいました。特に外国人学生のH1Bが得意と訊いて、しかも費用はたわけ弁護士の約半額。
これは!と飛びつきました。

大きな駅前のビルに広々とした事務所を構えているその弁護士は、パっと見、笑福亭鶴瓶でした。髪型は一昔前のアフロ鶴瓶。意味のわからない含み笑いが癖で、ここは笑うところじゃないだろう、という場面で『ムフーッッ』と笑うのがブキミだったけれど、色々話を聞いてみると確かに本物の弁護士ぽいし、日本人のアシスタント(パラリーガルというやつです)もいたし、「とれそうですかね?」って訊くと「前の弁護士がなぜ失敗したのかわからん」とまでいってくれたので、鶴瓶に決定!
果たせるかな。
鶴瓶は見事申請後1ヶ月ちょっとで私のH1Bをもぎとってくれました。

ばんざい鶴瓶。
大感謝しましたとも。
鶴瓶には、その後ビザの延長申請でもお世話になりました。
ちなみにH1Bの有効年数ですが、まずは下記をご参照ください。

*************
Visa の有効期間:
H-1B Visa の最初の有効期間は最高3年である。H-1B Visa の場合 は有効期間は更新期間も通算して6年が限度となっているが、国防省所管 の国際共同研究開発プロジェクトに従事している者の場合は、特例として 最高10年の通算有効期間が認められている。
*************

ということです。
私は国防省所轄とも国際共同研究開発プロジェクトともうんたらかんたらとも無縁でしたので、3年後に更新。更新の時鶴瓶には『もう3年もたったのかームフーッッ』と驚かれました。
さて。その後なんですが、この鶴瓶弁護士。びっくりしたんですが、なんと裁判をブッチぎったという理由で(それも1度や2度じゃなく)弁護士資格停止処分になってしまいました。
6年が経ってH1Bから他のビザに切り替える相談をしようと思って鶴瓶電話に電話したら、他の弁護士事務所に繋がってしまい、そのニューな弁護士が「きみの書類ははやく彼の事務所から引き上げて私のところに持って来なさい!危険だ!」といわれました。
マジかよっ。と思ったんですが、どうもこのニュー弁護士の口調が詐欺師ぽかったので怪しんで色々調べてみたところ、確かに鶴瓶はクビになっていました。でも、このニュー弁護士もとんでもない弁護士だったことが発覚し、彼のせいでビザやグリーンカードのケースをメチャクチャにされた日本人被害者が続出。悪評紛々となりました。
やっぱり私の勘は正しかった……(鶴瓶に関してはどうか?)。

ということで、ビザ取得の時は弁護士に十分注意したほうが良いです。
あまりにも人任せも良くないですよ。
弁護士とは何度か直接話をしたほうが良いかもしれませんね。

H1Bが切れたあとのビザはどうなったのか?続きは次回です。
posted by CHARA at 05:04 | Comment(0) | 労働ビザH-1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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